バケモノの子/胸の中の剣の意味は大切なものがあると強く生きれるということ【考察】

バケモノの子

「バケモノの子」の序盤、熊徹が九太に剣術のコツを教えるとき、

「あるだろ。胸ん中の剣が!」

と、すごく分けわからん教え方をします(笑)

熊徹らしいですよね。

でも”胸の中の剣”には、やっぱり深い意味があると思うんです。

そこんところ考察していきます!

ネタバレあり

「胸の中の剣」の意味とは”大切なもの”

熊徹が九太に剣術を教えるときに言うセリフ「あるだろ。胸ん中の剣が!」

この胸の中の剣って、自分にとっての”大切なもの”を表したもの

  • 信念
  • 誇り

などなど、

自分が大切にしているものがあるからこそ強く剣をふるうことができる

っていうことなんだと思うんですよね。

胸の中の剣(大切なもの)があるからこそ、その思いを剣にたくすことで力がみなぎるという熊徹なりの”戦いのコツ”なのではないでしょうか。

熊徹が大切にしているものは、熊徹の過去が映画で描かれていないのでなんなのか分かりません。

しかし、熊徹のような粗暴な者に多々良や百秋坊が近くにいるということから、熊徹は粗暴なやつなだけではない良さがあるんでしょう

熊徹の過去に胸の中の剣(大切なもの)に関するエピソードがあるかもしれませんね。

九太にとっての胸の中の剣(大切なもの)は熊徹との絆

「バケモノの子」のラスト、クライマックスで熊徹は剣へと姿を変え九太の”胸の中の剣”となります。

九太にとって熊徹との絆は、なにより大切にしたいものへとなっていたのではないでしょうか。

その熊徹との絆を九太は自分の”胸の中の剣”とすることで、大きな力を発揮することができ一郎彦の闇を祓うことができた

っていう流れじゃないかな~って思うわけです。

一郎彦の肥大化した心の闇は、熊徹のパワーが宿った剣を胸に宿すことでしか祓うことは叶わなかったんでしょう。

”胸の中の剣”で分かるのは、この世界を生きていくためには”大切なもの”を持つことが大事ということ

「バケモノの子」の”胸の中の剣”について考察していくと見えてくるのは、

自分にとって”大切なもの”を持つことで強くなれる

ということ。

たとえば、

  • 子ども
  • 愛する人
  • 信念

などなど。

九太にとって”大切なもの”となっていたのは熊徹との親子・師弟という絆だった。

だからこそ、熊徹と猪王山(いおうぜん)の決闘のとき九太は決闘場にかけつけたのだと思います。

熊徹との日々が九太に”居場所”を与えた

幼いころに両親と離れてしまった九太にとって、熊徹との日々はかけがえのない思い出。

熊徹との日々のなかで、喧嘩するけどなんだかんだで自分をかまってくれることがうれしかったんじゃないでしょうか。

そして九太は熊徹に体の移動法を教えることで、自分は役立っている、ここにいていいんだという肯定感を持つことができた。

つまり行く当てがなかった九太に居場所ができたわけです。

精神的なよりどころにもなっていた。

熊徹は自分を受け入れてくれる心強い存在。だからこそ九太は人間界に行く決心がついた。

成長した九太が人間界へ行き始めたのは九太にとっての1つの挑戦だったんでしょう。

幼いころにバケモノ界に迷い込んだとはいえ、しっかりと人間界での記憶が残っている年齢だったし、実の父のこともずっと気になっていたんだと思います。

喧嘩ばかりしていたとしても、いつバケモノ界に帰っても熊徹は自分を受け入れてくれると分かっているから、九太は人間界に戻ってみようと思えたんじゃないでしょうか。

長い年月バケモノ界で過ごした九太にとって、人間界のほうが未知の世界になっており、人間社会で暮らしていけるのかという不安はあったはず。

それでも自分は人間であり人間界への興味を捨てることはできなかった。

不安はあっても人間界へと行けたのは、やはりバケモノ界には熊徹がいてくれる心強さがあったからだと思います。

こうして考察してみると、九太にとっての”胸の中の剣”は”熊徹との絆”となったってことじゃないかな~って思うんですね。

もし「バケモノの子」という作品に観客に伝えたいことがあるとすれば、

  • みんな自分の”胸の中の剣”を持とう
  • そうすれば強く生きていくことができるよ

ってことではないでしょうか。

まとめ:「胸の中の剣」の意味は、自分が大切にしたいもの

ということで「バケモノの子」で出てくるセリフ、

「胸の中の剣」

とは、どういう意味があるのかについての考察でした。

ラストでの剣となった熊徹が九太の胸の中に入るシーン。

このことから九太にとって大切にしたいものは、熊徹との絆なのかなって思ったところから考察を始めてみました。

熊徹との絆があるからこそ、九太は強く生きていくことができるんだ

ということなんでしょう。

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