おおかみこどもの雨と雪考察「しっかり生きて」という花のセリフにこめられた想いとは

おおかみこどもの雨と雪

「おおかみこどもの雨と雪」のラスト、雨が山へ入っていくシーン。

雨の遠吠えを聞いた花が「しっかり生きて」と声をかけるとこ感動しました。

どういう想いで花は「しっかり生きて」と声をかけたのか。

そのあたり考察しています!

花は雨を見送る喜びと切なさを感じていたんだと思う

雨の遠吠えを聞いた花は「しっかり生きて」と、たとえ雨に聞こえないとしても、その心を伝えようとしました。

立派な遠吠えを聞いた花は、

  • 雨が成長した喜び
  • 自分の元から去って行く寂しさ

を感じていたと思います。

シエン
シエン

このシーンは、ほんと切ない…

雨は手のかかる子だったからこそ花は「私がいないといけない」と強く思っていた

雨は小さいころから気が弱く、母親の花に甘えていました。

花にとって雨は雪よりも手のかかる子どもだったはず。

なので花は「雨には私がいないといけない」と思う気持ちが強かったのでしょう。

手のかかる子どもほどかわいいと言うので、花は雨へ気持ちが向くことが多かったのだと思います。

花には雨が自分のもとから去らないでほしいという思いがあった

そんな雨がいつのまにか花から離れて生きていくようになっていたことに、花は気づいてはいたのかも。

でも手のかかる子だった雨が、そんなすぐに自分から離れて行くとは思ってなかったのではないでしょうか。

それか、離れていかないでほしいという想いもあったのかな

花は自分のもとから雨が離れないでほしいという気持ちがあるので、

「まだ何もしてあげてない」

という言葉が出てきたのかもしれないですね。

雨の遠吠えを聞いた花は、子どもたちを育てる役目を終えたことを知った

そんな言葉を伝えても雨は山へと入って行きました。

そして、オオカミとして立派にこの山で生きていくよ言うように遠吠えが聞こえてきます。

雨の立派な遠吠えを聞いて、花は初めてもう雨は自分から離れて生きていく決意しているんだと実感できたのでしょう

離れていってほしくなかった雨。

でも子は巣立つもの。

花は愛したオオカミおとこの忘れ形見である子どもたちを育てるという役目が終わったことを知り、

「しっかり生きて」

と雨へエールを送ったのだと思います。

また「しっかり生きて」と言うことで、

  • もう雨は自分のもとから離れて立派に生きていくんだ
  • だからもう探しに行ったりしなくてもいいんだ

と自分に言い聞かせたのかもしれないですね。

花の深い子への愛情があったからこそ、雨は山で生きる決心がついた

映画のラスト、花が言った、

「まだ何もしてあげてない」

という言葉を雨は直接聞いています。

その言葉を聞いた雨は、自分が思っているよりも花が自分を愛してくれているんだと驚いたのでしょう。

だからこそ、そんな母の愛に応えるために山に入った雨は遠吠えをしたんだと思います。

「お母さん、僕は立派にオオカミとして生きていく。だから安心して。」

というように。

その後、遠くからオオカミの遠吠えが聞こえてくると、花は安心したような笑みを浮かべていたのではないでしょうか。

雨も自分が元気にしていることを母に聞かせるためもあって、遠吠えしていたんじゃないかな〜って思うんですよね。

花は愛に生きたということなのかな

「おおかみこどもの雨と雪」の口コミで時折り見かけるのが、

  • 花は自分の人生を生きることができなかった
  • そんな人物が感動ものとして描かれるのは良くない

というような低評価をしてるのですね。

たしかに花は雨と雪を育てるために自分の人生を犠牲したともとることができます。

花は自分の人生にまったく後悔してはいなかった

ですが、花はおおかみおとことの愛を選択し
授かった子どもたちを育てることを決意しました。

そういう人生も一つの選択と言えるのかもしれないですね。

「この子たちには、わたししかいない。」

そう思ったのもあるのでしょう。

映画終盤の花のセリフ「まだなにもしてあげてない」という言葉からは、みじんの後悔も感じていないことが見てとれます。

子育ては大変だったけれど、とても充実した日々を送れたとも言えそうですね。

花はこれから自分の人生を生きていく(たぶんまだ30代)

雨が山へと入り雪が家から離れていった時点で、花はおそらく30代半ばか後半ぐらいでしょうか

今の時代だとまだまだ若いと言えそう。

子育てを終えたとも言える花は、あの家で自分の人生を生き始めることになるのかなって思います。

ときおり雪が帰ってくるでしょうし、もしかしたら雨がこっそりと花の近くまで来るなんてこともあるかもしれません。

そして花に新たな出会いがある…なんて展開も考えられますよね。

まとめ:「しっかり生きて」にも花の強い想いがこめられてる

ということで、ラストの花のセリフ「しっかり生きて」の考察でした!

「なにもしてあげてない。」
「しっかり生きて。」

このラストの花のセリフは、ほんと心に残る名言ですよね。

どんなにオオカミとしてはもう大人だと分かってはいても、まだまだ自分が守ってあげないといけないと思っていた雨が巣立っていく。

そんな雨に「しっかり生きて」と声をかける花の喜び・悲しさ・切なさが、たまらないラストでした。

「おおかみこどもの雨と雪」の最後のシーンについて、他のもこちらのページで考察してます!

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